データセンター
データセンターのレジリエンスを、長時間エネルギー貯蔵で支える
データセンターのバックアップは数分の停電向けに設計されています。しかし負荷がかかっているのは、系統の側に、数時間単位で。
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課題
データセンターは現代経済で最もエネルギー集約的な施設のひとつであり、その 負荷は増え続けています。冷却需要と、発熱の大きい高性能計算がそれを押し上げて います。
一方でバックアップは、限られた想定のもとに設計されています。発電機が起動する までの数分と、系統が復旧するまでの数時間を持ちこたえること。しかし新しい難所は 施設側の故障ではありません。猛暑が冷却需要とその他すべてを同時に押し上げる季節的 ピークに、系統の側が逼迫することです。
LAVOの水素エネルギー貯蔵による解決
水素貯蔵は、エネルギーをつくる時点と使う時点を切り離します。
供給に余裕のあるときに電力を水素へ変え、圧力をかけず、失われない形で固体として 保持し、余裕がなくなったら燃料電池で電力へ戻します。傍らにリチウムイオン蓄電池を 置いて即時の応答を受け持たせるため、急な負荷変動と、系統への長くゆるやかな 圧迫とを、同じ設備で受けられます。
これは発電機にはない選択肢を事業者に与えます。障害時だけでなく、ピーク時に 引き出せる備蓄です。
この分野でのより広い応用
レジリエンスは入口であって、到達点ではありません。
同じ備蓄を、拠点のピーク抑制に使うことも、連続稼働する負荷に算入できるよう現地 または契約した再生可能電力を安定化させることも、障害と障害のあいだ遊ばせずに 系統サービスへ参加させることもできます。系統連系の順番待ちが制約となる地域では、 この時間帯域の貯蔵があることで、系統がいま提供できる容量ではなく、拠点が必要と する容量で建設できます——どこにデータセンターを建てられるかを決めるのは、 ますますこの問いです。
さらに高密度なAIや高性能計算が負荷と停止コストの両方を押し上げるなか、意味を 持つ備蓄は「秩序ある停止までの数分」ではなく「フル稼働のままの数時間」で測られる ようになります。
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